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コロボックルの旅・・・ 1回目
悠久の大地 モンゴル

故、開高健氏より送って頂いた、モンゴルでのイトウ釣りのビデオを見て以来、モンゴルは尋ねてみたい憧れの地として私の心の中に強く刻まれた。今年も3回目のモンゴルを旅して帰国した。
コロボックルのホームページを公開するにあたり、私のログハウス、彫刻作りの心の栄養を恵んでくれるモンゴルの旅を掲載します。

モンゴルには、日本人の人工的な物質感覚からいったら裕福とは言えないけれど、偽善の開発、発展という行為のために無くしてきたかけがいのないものがあると思う。
視覚的なこと、心に残ったことを私なりに綴ってみたい。
首都ウランバートルは、訪れるたびに変貌していくけれど、私の目には寂しく映るが、一旅行者の感覚では捉えられないと思う。楽しかったモンゴルの田舎の想い出にとどめたい。

何処へ行くにも釣り竿を持って、そこの住人にご対面

フブスグル湖
  飛行機から大きな魚が見える・・・
  そんなこと聞いたら尋常じゃないよね!?
 ムルンの町
   蛇行した幾筋もの川が
   この年の異常な降雨を物語る・・・


舗装道路はない、草原の中の新しい轍の跡が道になる。雨のため、クルマはめり込んで進めない。みんな集まって来てクルマを出す。
脱出したらやんややんやの喝采、悪路はお祭りの舞台、誰一人として道の悪さを愚痴らない。
今の現実は、あるがままに受け止める。日本人には欠けているところ・・・ ムルンから3時間の予定が8時間。
帰りにはこの川はなくなっていた。モンゴルの田舎を旅する日程を立てるとき、先ず雨の量を聞くことだ。




ボートに乗った親子が着いた。
夜中にハトガルを経てフブスグル湖に着く。朝、私の目に飛び込んできたのは、桃源郷ということろがあるとすればこんな所を言うんじゃないかというような、限りなく美しい湖だった。
刺し網みたいな物で魚をとっている。私が腕を広げて、「こんなのがいるか?」と尋ねてみたら、「いる」と大きくうなづいた。
対岸に行けばいるけど、「今日はもう家に帰らなくちゃ」と言うので、少しの時間で良いからと早速ボートに乗せてもらう。

早速、ルアーを投げる。透明なコバルトブルーのスクリーンが潜水艦みたいに魚が湖底から現れた。レノックが釣れた。明日また来ると、早々に竿をたたむ。

結局フブスグルにいる間、ボートは来なかった。これが最後までたたった。
岸沿いにルアーを投げては引く・・・を繰り返すが、遠浅の地形が変わらない、増水のためだ。日が暮れれば釣れる・・・
夜も投げては引くが、グレイリングの小さいのしか釣れない。ドライバーのトルガも投げては引くを繰り返すが頭をかしげる。
「来ない・・来ない・・・」

こんな時は、飲むじゃん!
酔っぱらったら歌を歌う。何でもいい、また飲む・・・。

モンゴル釣り師と日本釣り師の協議の結果は共通だった。2人で草原をうろつく。
目指すは、うんこの下にいるミミズとバッタを見つけて、2人でにやっとする。残念ながら結果が出ない。さらに地リスのルアーもだめ。

また飲む。ウォッカを飲む。


うんこの話だけれど、モンゴルを旅していると、うんこが2日目くらいから臭くなくなる。
不思議な現象だが、多分に乾燥した気候のせいもあるのだろうが、日本で食べる多種多様な食い物が悪い物に思えてくる。

ゲルに立ち寄るとヤクのチーズ、ヨーグルト、ミルク茶、馬乳酒を振る舞ってくれる。うまい!100%純粋な乳製品。うまい!!
ただ、骨付きの肉を食べるとき、みんな上手にナイフを使う。私はうまくない。悔しいね・・・。箸と同じ感覚である。

暗くなってからキャンプに、何処から来たのだろう、子供が2人でミルクを持ってきてくれた。お礼にチョコレートをあげた。本当に大事そうに口に運んだ。にこっと微笑んだ顔を忘れない。
ゲルに立ち寄るとヤクのチーズ、ヨーグルト、ミルク茶、馬乳酒を振る舞ってくれる。
うまい!
100%純粋な乳製品。うまい!!

釣り場所をロシアの給油基地だったことろに変えてみた。投げては引く・・・こない、傍らで少年がルアーを興味深く見ているので、チョコレート食べながら釣り道具の講習を始めた。二人で向かい合って、これはこう使って、これは魚がこうくらいついて・・・滑稽だな。

少年が去った後、また投げては引くを繰り返していると、少年が父親を連れてきた。その親父がぶら下げてきた物に目を見張った。

引きずるように持ってきたのは2匹の大きななまずと4m位の柄のついた干し草を放り上げる時に使うホークのような物だった。身振り手振りで「この魚を何処で釣った」って聞いた。
彼は首を振った。「釣ったんじゃない、突いたんだ」、そう、このホークはモリだった。ナマズとこの長い大きなモリがすぐには結びつかなかった。

親父が100mほど先に古びた建物を指さす。そこへ行こうと言う。それから私は広くて大きく深い国モンゴルを痛感する。

続く・・・
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